アメリカ人のベテラン女性教師マーガレット・へインズ・ヤマグチが英語のレッスンを通してお子様の想像力と思考力を養い、世界へ羽ばたく、個性豊かなエリートに育つお手伝いをします。
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2011/02/20 (Sun)
 通じる英語を身につけるためには、まず正しい発音を身につけなければならない。
●[声の出し方]英語と日本語が基本的に違うのは、声の出し方。日本語はのどから声を出すが、英語は腹から出す。言葉を強める時、日本語は甲高い音を出す。英語は腹から音を押し出す。つまり英語はオペラ歌手になったつもりで発声することだ。これが音声学(発音の学問)で、日本語はピッチ・アクセント、英語はストレス・アクセントと言われるものである。
●[リズム]その次に英語のリズムを身につけなければならない。上に述べたストレス・アクセント(腹から声を押し出す)を使って、弱強、弱強とリズムを取る。まあ言ってみれば、ジャズ・シンガーになったようなのりで英文を言うことだ。4拍子だからジャズでも、マーチでも、ポルカでもいいのだが、ジャズの方がなんとなくアメリカっぽいし、歌詞がついているからイメージしやすいと思う。カーペンターの "Top of the world" のCDを聞いてみると良い(それはジャズじゃなくてポップじゃないか、なんて硬いことは言わない)。これが韻律学でいう、英語はアイアンビックといわれるものだ。
●[音節]英語と日本語では単語を発音する時の音の長さが全然異なる。たとえば日本語で「ストリート」と発音すると5音節を発音する時間がかかる。しかし英語で "street" を発音する時は1音節の時間の長さ、つまり1回手をたたくのと合わせて、一瞬で発音しなければならない。これは結構むつかしいが、もし可能ならネイティヴ・スピーカーが発音しているのに注意を払って、音節を意識するようにすればよい。
 今日はこのぐらいにして、次からは英語の母音の出した方のコツに移りたい。
[この連載はアメリカン・ハウス英語教室の顧問・山口隆一が執筆している。]
アメリカン・ハウス英語教室 マーガレット ヘインズ ヤマグチ
   http://americanhouse.aikotoba.jp

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