アメリカ人のベテラン女性教師マーガレット・へインズ・ヤマグチが英語のレッスンを通してお子様の想像力と思考力を養い、世界へ羽ばたく、個性豊かなエリートに育つお手伝いをします。
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2012/08/12 (Sun)
今日の表現は今、日本で流行している表現「空気読めない」。英語にもまったくこれと同じ表現、つまりまわりの人たちがどう感じているか、どう考えているか、自分はどう思われているかが理解できないという、正にぴったりの表現がある。どこの国にも socially inadequate (社会的不適合)の人はいるものだ。それを愚鈍さととるか個性ととるかはいろいろあるだろう。空気を読んで和を保とうとし過ぎると、社会は淀んで癒着構造に陥るかも知れないし、本人も sressed out してしまうだろう。特に日本のように、長い歴史と伝統と文化を誇る国では、空気の意味は重い、というか空気そのものが重い。特にアメリカのような、よく言えば「自由な」、悪く言えば歴史もなく、伝統もなく、文化もない、なんでもありの場で、異民族の子孫たちが、その場でいちから価値基準を創り上げなければならない国から来るとやはり日本は重厚だ。余談はこのぐらいにして、今日のフレーズにも“take”が使われている。
★“take a hint”(空気を読む)、“can't take a hint”(空気読めない)。一応例文を示そう。 (このフレーズを使ってあなたも自分の文を作ってみてください。) “That guy just can't take a hint!  Every time we decide to have sushi, he insists on ramen.”(あいつは空気が読めない奴だな。みんなが寿司を食いに行こうというと必ずラーメンにしようと言い張るんだ。)、“Our boss can't take a hint.  He keeps telling the same stupid joke even though nobody laughs.”(うちの係長はまったく空気が読めないんだ。誰も笑ってくれなくても毎回同じ、つまらないおやじギャグを言うんだ。[ “boss”という語は通常、自分のすぐ上の上司を指す。]) ― 【誰かくしゃみしましたか?】 因みにこれを英語で言うと、“Are anybody's ears burning?”(誰か耳がほてりましたか?)となります。
                             2012.0812
                                 アメリカン・ハウス英語教室    マーガレット へインズ ヤマグチ
                       http://americanhouse.aikotoba.jp
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ILLUSTRATION BY nyao nyaoチャ箱♪