アメリカ人のベテラン女性教師マーガレット・へインズ・ヤマグチが英語のレッスンを通してお子様の想像力と思考力を養い、世界へ羽ばたく、個性豊かなエリートに育つお手伝いをします。
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2012/12/15 (Sat)
今日のフレーズはよく使われるスラングで:
★「パーティー・プーパー」“a party pooper”。 意味は「ヒト(他人)の楽しみをぶっ壊す奴(人)」。英語で説明すると、“someone who ruins the fun for others” となる。上品な英語の表現では “a spoilsport” とか “a killjoy” とか言われるものである。
 今日なぜこの単語を思いついたかというと、先日、豊川の赤塚山公園というところへ行った時のこと。この公園にはギョギョ・ランドという水族館やペットの動物園が完備していて、しかも入場料無料という今どきウソみたいな、いいところである。散歩道には12月に花をつけているさくらの木があり、そこにはいつもメジロ (white-eye) が数羽、花の蜜をすっている。わたしが見ていると、メジロたちは突然みんな飛び立って、近くのやぶのなかに隠れてしまった。モズ(百舌鳥)が飛んできたからだ。モズ(英語の正式名称では “shrike”、ニックネームを “butcherbird” 、つまり「肉解体鳥」という)はスズメほどの大きさしかないが、タカ(鷹)などと同じ肉食の猛禽なのだ。いろいろな鳥の鳴き声を真似て近寄って行き、食べ物をゲットする。その百舌鳥が来るのを察知したためにメジロたちは飛び立ったのだった。つまり、“The shrike was a party pooper to the white-eyes.”(「百舌鳥はメジロたちの楽しみを台無しにしてしまった。」)のだ。
 他の例を挙げると、職場で12月になると、“It's time for year-end parties!  Do you know an office party pooper?” (「ぼちぼち忘年会だな。宴会のつぶし屋がいるかい?」)などという会話が聞かれる。そのパーティー・プーパーにささげる歌もある。♪“Every party has a pooper; that's why we invited you, A party pooper!” (「パーティーには必ずつぶし屋さんがつきものネ。だからあなたを招待したんだよ。つぶし屋さん!」)
 なお、ご存じの方も多いと思うが、“poop” というのは小児語の擬態語(オノマトピア/onomatopoeia)で「うんちをする」ことだから “a party pooper” はどうやら語源的には「パーティーにうんちをまき散らす人」ということだろうか?
                                 2012.12.15
                                         アメリカン・ハウス英語教室   マーガレット へインズ ヤマグチ
                                                          http://americanhouse.aikotoba.jp
 

 
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ILLUSTRATION BY nyao nyaoチャ箱♪