アメリカ人のベテラン女性教師マーガレット・へインズ・ヤマグチが英語のレッスンを通してお子様の想像力と思考力を養い、世界へ羽ばたく、個性豊かなエリートに育つお手伝いをします。
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2011/03/04 (Fri)
(7) see, he, bee, key, keep などの「イー」の音
 これは日本語の「イ」の音を伸ばせばよいので、まったく問題はない。(英語の母音で日本語の母音と同じものはないと言ったじゃないか、「うそつき!」と言われれば、「私はうそつきです。ハイ。)
それでは次の単語を自信をもって発音してみよう。
key, green, people, east, neat, sheep, tea, bean, seat, beat, heat, peak, deed, ease, leave, need, seed, peep(これは「覗く」という意味と同時にひよこの鳴き声の擬態語でもある。)

(8)cook, hook, foot, woman などの「ウ」の音
 この音は日本語にはない音である。cook とかhook という語は日本語にもなっている。「コックさん」とか「ホック」がはずれた、と言うではないか。しかし学校でちゃんと英語を習った人は、「クック」とか「フック」と発音する。その違いに実はこの英語の「ウ」の音の秘密がある。その違いの元は日本語の「ウ」は発音される時に舌に力が入っているが、この英語の「ウ」の音は舌に力がはいっていない。だから日本語の音の体系では「オ」のように聞こえる。これが、昔英語を耳から聞いた人の「コック」や「ホック」と学校で英語を習い、その音を発音記号通り読んだ人の違いだと思う。("woman" という語もアメリカ人が実際に発音するのを聞けば、「ウーマン」ではなく「ウオマン」と聞こえるのもこのためである。イギリス人については確認していないので保留する。) 発音記号のミスリーディングな点は、「イ」と「イー」の音の場合や、「ウ」と「ウー」の音の場合、両者の音(短母音と長母音)は全く異なる音なのに、同じ発音記号が用いられ、短母音を伸ばせば長母音になるという誤解を与えることである。
 それでは舌から力を抜いて次の単語を発音してみよう。
full, foot, nook, wood, look, put, wool, pull, hood, (good, book)
注(私の経験では "book" や "good" を発音する時に、アメリカ人で舌に力を入れて発音している人がいる。その音は次に説明する『舌に力を入れて発音する「ウー」の音』である。

(9) food, mood, shoe, boot などの「ウー」の音
 この音は日本語で「ウー」と発音する時の音と殆ど同じで、舌に力を入れて「ウー」と発音すればよい。日本語音との違いといえば唇をとがらせて発音しなければならない。それでは上下の唇を突き出して、日本語の「ウー」と発音して次の単語を練習しよう。
boot, food, mood, fool, pool, cool, shoe, glue, true, blue, who, (room, roof)
注(room, roof は長い「ウー」の代わりに短い「ウ」で発音する人がいる。つまり「ルーム」や「ルーフ」ではなく、「ルム」や「ルフ」と発音する。

[アメリカン・ハウス英語教室 顧問 山口 隆一(文責)]
アメリカン・ハウス英語教室 マーガレット ヘインズ ヤマグチ
   2011.03.04

   http://americanhouse@aikotoba.jp
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