アメリカ人のベテラン女性教師マーガレット・へインズ・ヤマグチが英語のレッスンを通してお子様の想像力と思考力を養い、世界へ羽ばたく、個性豊かなエリートに育つお手伝いをします。
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2011/03/17 (Thu)
(22) どこへ行ったの "t" の音
 アメリカ音の特徴はよく子音がとぶ(消える)ことだ。あるいは音節がとぶと言った方がいいかも知れない。たとえば "library"や"probably"は西部では「プロブリー」、「ライブリー」と発音する人が結構いる。(南北戦争でかって中央政府に反旗をひるがえした南部は言葉でもかなり自己主張が強い。"library"を「ライブレアリー」とさらにアクセントをもう1つ加えて発音する人もいる。)音節がとぶ例としては、"mirror"はアメリカ英語では「ミラー」でなくて「ミアー」と「ア」の部分は巻き舌のあいまい母音でよい。
 さてここからが「消えた"t"の音」である。CNNのニュースなどを聞いていると「イヌレスティング」とか「インナナシュヌ・エアポート」などと聞こえることがある。もちろん"interesting"、"international airport"のことである。このように"t"の音の前に鼻音("n"の音)があると"t"の音は消えることがよくある。アメリカでは"center"を「センナー」、"twenty"を「トウエニー」と発音するのはごく普通である。(ついでながらこの現象は"t"の音だけでなく、"th"の音の場合にも起こる。たとえば"in there"は「インネア」と発音される。ほかに"in that case"、"in this case"は「インネアッケイス」、[インニスケイス」など。)
  [アメリカン・ハウス英語教室・ 顧問 山口 隆一(文責)]
 アメリカン・ハウス英語教室 マーガレット ヘインズ ヤマグチ
                  http://americanhouse.aikotoba.jp
                              2011.03.18 
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