アメリカ人のベテラン女性教師マーガレット・へインズ・ヤマグチが英語のレッスンを通してお子様の想像力と思考力を養い、世界へ羽ばたく、個性豊かなエリートに育つお手伝いをします。
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2011/03/21 (Mon)
(24) 不発の "t" の音 
 不発の "t"  の音の説明に入る前にもう一度「あたりまえの "t" の音」の復習をしよう。日本語の「タ」行の音と英語の "t" の音の決定的な違いは、舌が口の中の上あごに当たる場所が違うとういことだ。つまり英語の "t" の音は舌が歯茎の後ろの硬口蓋というところに当たる。だから「ティ」というよりは「チ」に近い音に聞こえる。日本語で、"ticket"を「チケット」、"tip"を「チップ」というのはあながち教養のない和製英語だとバカにはできない。アメリカの子供の歌を聞いていると "train" が「チュレイン」と聞こえるものがあるのもこのため(舌の当たる場所のため)である。
 さて、それではここから「不発の "t" の音」の説明に入ろう。「不発」というのはもともとはじいて発音する(音声学では「破裂音」と言われる) "t"の音を、その発音の最後の部分をはじかないで(とめてしまって)、次の音を出すというものである。(よく大学の入試問題で、「 "state" の副詞形を書け。」というような問題が出るが、)最後の音が "t" で終わっている単語を副詞にするために "ly" を加えた時に "t" がこの不発の "t" の音になる。この音はわれわれ日本人には出しにくい音なので練習が必要だが、"t" の音をはじく前に止めて "l" の音を出す練習を次の単語で練習してみよう。
lightly, stately, apparently, nightly, definitely, delicately, minutely, absolutely, approximately
            
          [アメリカン・ハウス英語教室 顧問 山口 隆一(文責)]
         アメリカン・ハウス英語教室 マーガレット ヘインズ ヤマグチ
                        http://americanhouse.aikotoba.jp                                       
                                                                      2011.03.21
 

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