アメリカ人のベテラン女性教師マーガレット・へインズ・ヤマグチが英語のレッスンを通してお子様の想像力と思考力を養い、世界へ羽ばたく、個性豊かなエリートに育つお手伝いをします。
カレンダー
03 2025/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30
カテゴリー
フリーエリア
最新コメント
最新トラックバック
プロフィール
HN:
アメリカン・ハウス英語教室
性別:
非公開
ブログ内検索
カウンター
2011/03/30 (Wed)
(26)の例外
 "t"の音や"p"の音と同じように"k"の音にも、「ハーハー音」が付かない場合がある。つまり"k"の音の前に"s"の音が来る場合(s-cluster)は気息音が付かない。日本語の「カ」行には「ハーハー音」は付いていないので、この音自体は出しやすい。ただ気息音が付く場合と付かない場合を使い分けるためには練習が必要である。それでは次の対比練習をしてみよう。
対比練習 [cat: scat]、   [cab: scab]、   [candle: scandal]、   [kit: skit ]、[ kid: skid ]、  [kill: skill]、   [cool: school ]、  [cope: scope ]、  [care: scare]、   [Kate: skate]、   [kin: skin]、   [can: scan]、   [cream: scream」、   [coop: scoop]、   [core: score]

(27) 不発の "t"、  "p" 、 "k" の音
 あたりまえの "t" 、 "p" 、 "k" の音は破裂音と呼ばれて「はじく音」であるが、(24)で説明した "‐ly" の前にくる「不発の"t" の音」と同じように、アメリカ英語では不発の "t"、 "p"、 "k" の音が、特に単語の末尾で起こる。つまり "t" 、 "p" 、"k"  の発音をするために、口が動くのだが、最後の破裂をしないで、とめてしまう。するとわれわれ日本人には "t" 、"p" 、"k" の音が同じに聞こえて、非常に聞き取りにくい。たとえば次のようなセットはきわめて判別がむつかしい。 意味から理解するように心がけるのが良いと思う。
[pep: pet: peck ]、[pip: pit: pick ]、[pup: putt: puck 」など。

  それでは次から"t"の音、"p"の音、"k"の音の「いとこの音」の説明に入ろう。"t"、"p"、"k"の音が無声(声帯を使わない)破裂音(瞬間的にはじいて出す音)であるが、「いとこの音」は有声破裂音、つまり日本語でいうと「タ]行、「パ」行、「カ」行の濁音に当たるものである。

      [アメリカン・ハウス英語教室 顧問 山口 隆一(文責)]
    アメリカン・ハウス英語教室  マーガレット ヘインズ ヤマグチ
                  http://americanhouse.aikotoba.jp
                                           2011.03.30
この記事にコメントする
name:
title:
color:
mail:
URL:
pass:
emoji: Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
comment:
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする
ILLUSTRATION BY nyao nyaoチャ箱♪