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(31) "g" の音
この音の出し方は日本語と全く同じだから問題はない。ただやはりネイティヴが発音する英語の "g" の音は日本語の「ガ」行の音と少し感じが違う。英語の場合、すこしためておいて、力を入れて出すとよい。一応練習してみよう。
good, great, (Oh, my) God, greet, grand, get, gig, gold, grape, gate, game, gas, gap, goose, geese, ghost, garbage
*次からいよいよ英語の発音練習のハイライト、 "l" の音と "r" の音の出し方に入ろう。最近は正確に出せる人が多くなっているとはいえ、日本語にはない音だから出しにくい音である。 日本人は "l" の音と "r" の音を日本語の「ラ」行で間に合わせることが多かった。それを現地人が聞くと変に聞こえる。たとえば "We eat rice for sustenance." (日本では米を糧食にしている。) と言う時、 "rice" を「ライス」と発音すると、"We eat "lice" for sustenace." と聞こえることがあり、「日本ではしらみを栄養源にしている。」という意味になる。またエルヴィス・プレスリーのもち歌で有名になった "Love me tender..." を日本人が歌うと、"Rub me tender..." と聞こえることがあり、アメリカ人女性などはかつては赤面したものである(今の若者は知らない)。 [あまり違いはないじゃないかという人 は詩人の素質がある。] こういうことは何も日本人にだけ起こることではない。私は若い頃、神戸で友人の結婚式に出たことがある。アメリカ人の牧師が、「これからカンインの儀式を執り行います。」と行った時、出席者は失笑を隠すために一斉に下を向いた。「婚姻」を「姦淫」と発音したのである。(映画にもなった)旧約聖書の "Exodus" (「出エジプト記」) のモーセの10戒に、「なんじ姦淫するなかれ。」という戒めがある。
[アメリカン・ハウス英語教室 顧問 山口 隆一(文責)]
アメリカン・ハウス英語教室 マーガレット ヘインズ ヤマグチ
http://americanhouse.aikotoba.jp
2011.04.10