アメリカ人のベテラン女性教師マーガレット・へインズ・ヤマグチが英語のレッスンを通してお子様の想像力と思考力を養い、世界へ羽ばたく、個性豊かなエリートに育つお手伝いをします。
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* ここからは子音の無声音と有声音のペアの話にはいろう。そしてそれらに対応する日本語の音との関係を説明する。こう書くと何か大変むつかしいことのように聞こえるが、実際の例を挙げて説明しましょう。無声音と有声音のペアというのは、たとえば "sun" の "s" の音と "zero" の "z" の音、それに対応する日本語の音というのは、「ス」と「ズ」です。だから日本語の清音と濁音になるわけだが、日本語の場合、清音の「ス」であっても "su" と母音がついているので、有声音になる。(若者の会話などを除いて、日本語は原則的に全て有声音だ。)ここであえて日本語と比較するのは、そのほうが英語の音を修得するのに容易だから。それでは話の本筋にはいろう。
(35) "s" の音
この音は「サ」行の音だから、簡単である。ただ、「シ」の音だけは「サ」行の中で変則だから、「スィ」と発音しなければならない。 "sit" を「シット」と発音すると現地人は"shit" といわれたと思うから気をつけなければならない。( "shit" は今でこそ辞書で市民権を得ているが(Websterの辞書)、昔の辞書では「使ってはいけない下品な言葉」という注釈がついていた(American Heritage の辞書)。それでは "shit" にならないように気をつけて次の単語を発音してみよう。
sip, sit, system, sister, simple, simulate, city, silver, sincere, sink, sibling, sin, sing, sympathy
(36) "z" の音
この音は "s" の有声音である。だから日本語で対応する音は「ズィ」であって、「ジ」や「ヂ」ではない。つまり、"zipper" を「ジッパー」とか「ヂッパー」と発音すると英語としては誤りだ。「ズィッパー」と発音しなければならない。それでは "z" の音に気をつけて次の単語を練習してみよう。
zipper, zebra, zinc, chimpanzee, lazy, crazy, fuzzy, lousy, music, museum, physics
(37) "ch" の音
この音は「チャ、チ、チュ、チェ、チョ」の音だから、それほどむつかしくはない。次の単語を練習してみよう。
church, chip, chunk, chicken, choose, choice, cheap, chap, chat, chain, chew, cherry, check
(38) "j" の音
この音は (37)の「チ」の音の濁音だが、今の日本人で「ヂ」と「ジ」を区別して発音している人は(地方の方言などを除いては)いないから、意識して発音する必要がある。即ち、"Japan" は「ジャパン」ではなく「ヂャパン」でなければならない。"jump" も「ジャンプ」ではなく「ヂャンプ」でなければならない。同様に "judge" も「ジャッジ」ではなく「ヂャッヂ」でなければならない。これは、「シャ、シ、シュ、シェ、ショ」はマサツ音だが、「ヂャ、ヂ、ヂュ、ヂェ、ヂョ」はハサツ音(ハレツ音とマサツ音が一度に発音される音)だからだ。それでは「チ」を発音するような気持ちで次の単語を練習してみよう。
Japan, judge, jump, image, major, grudge, orange, juice, ledger, badger, Jesus Christ, jinx
[アメリカン・ハウス英語教室 顧問 山口 隆一(文責)]
アメリカン・ハウス英語教室 マーガレット ヘインズ ヤマグチ
http://americanhouse.aikotoba.jp
2011.04.23
(35) "s" の音
この音は「サ」行の音だから、簡単である。ただ、「シ」の音だけは「サ」行の中で変則だから、「スィ」と発音しなければならない。 "sit" を「シット」と発音すると現地人は"shit" といわれたと思うから気をつけなければならない。( "shit" は今でこそ辞書で市民権を得ているが(Websterの辞書)、昔の辞書では「使ってはいけない下品な言葉」という注釈がついていた(American Heritage の辞書)。それでは "shit" にならないように気をつけて次の単語を発音してみよう。
sip, sit, system, sister, simple, simulate, city, silver, sincere, sink, sibling, sin, sing, sympathy
(36) "z" の音
この音は "s" の有声音である。だから日本語で対応する音は「ズィ」であって、「ジ」や「ヂ」ではない。つまり、"zipper" を「ジッパー」とか「ヂッパー」と発音すると英語としては誤りだ。「ズィッパー」と発音しなければならない。それでは "z" の音に気をつけて次の単語を練習してみよう。
zipper, zebra, zinc, chimpanzee, lazy, crazy, fuzzy, lousy, music, museum, physics
(37) "ch" の音
この音は「チャ、チ、チュ、チェ、チョ」の音だから、それほどむつかしくはない。次の単語を練習してみよう。
church, chip, chunk, chicken, choose, choice, cheap, chap, chat, chain, chew, cherry, check
(38) "j" の音
この音は (37)の「チ」の音の濁音だが、今の日本人で「ヂ」と「ジ」を区別して発音している人は(地方の方言などを除いては)いないから、意識して発音する必要がある。即ち、"Japan" は「ジャパン」ではなく「ヂャパン」でなければならない。"jump" も「ジャンプ」ではなく「ヂャンプ」でなければならない。同様に "judge" も「ジャッジ」ではなく「ヂャッヂ」でなければならない。これは、「シャ、シ、シュ、シェ、ショ」はマサツ音だが、「ヂャ、ヂ、ヂュ、ヂェ、ヂョ」はハサツ音(ハレツ音とマサツ音が一度に発音される音)だからだ。それでは「チ」を発音するような気持ちで次の単語を練習してみよう。
Japan, judge, jump, image, major, grudge, orange, juice, ledger, badger, Jesus Christ, jinx
[アメリカン・ハウス英語教室 顧問 山口 隆一(文責)]
アメリカン・ハウス英語教室 マーガレット ヘインズ ヤマグチ
http://americanhouse.aikotoba.jp
2011.04.23
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