アメリカ人のベテラン女性教師マーガレット・へインズ・ヤマグチが英語のレッスンを通してお子様の想像力と思考力を養い、世界へ羽ばたく、個性豊かなエリートに育つお手伝いをします。
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2013/05/10 (Fri)
  今日のフレーズは、「かつらをとる」 “wig out”を取り上げよう。意味は「激怒する」、「きれる」、「バクハツする」という意味だ。英語で説明すると、“to have a fit” or  “to lose temper”  となる。例文としては、“When Jeff asked for a raise, the boss wigged out.”(「ジェフが月給を上げてくれと言ったら、社長はぶちきれた。」)、“That tennis player wigs out every time he loses a point.”(「あのテニス・プレーヤーは失点するたびに怒りちらす。」)という具合。因みに、すこし古い表現(1960年代)の“to flip one's wig”(「かつらを投げ捨てる」)という表現は、単に怒りだけではなく、「頭が変になる」とか、「おかしなことをする」という意味、つまり“go crazy” ということだ。だから形容詞の“wiggy” は“crazy” と同じで、“He is wiggy.”と言えば“He is crazy.”という意味だ。
 “out ”がつくと「度を超す」、「極端に走る」というニュアンスがつくものが多いが、しばらく“out” のつく表現を取り上げてみよう。
                                2013.0510
                                             アメリカン・ハウス英語教室   マーガレット へインズ ヤマグチ
                          http://americanhouse.aikotoba.jp
2013/04/08 (Mon)
 今日の単語は最近アメリカで使われている新語で、“purple squirrel”(「紫色のリス」)。最近の New York Times で初めてお目にかかった。まだ辞書にもエントリーされていないが、時事英語として定着するかも。単に個人的なメタファーではなく、人材斡旋会社の業界用語(business jargon)だ。意味は、募集する人材がありえないスーパー・スターの人材という意味。英語で説明すると、“a job candidate with impossible qualifications” (不可能な条件で募集されている人材)となる。例文としては、“HELP WANTED. Certified public accountant.  Maximum age 25.  Only Harvard Law School graduates need apply.” (人材募集。公認会計士で、年齢25歳以下。応募資格、ハーヴァード大学法科大学院の卒業者のみ。) こういう人材募集を会社から依頼された人材斡旋会社のスタッフのコメントは、“They're chasing after that purple squirrel.” (あの会社はありえない人材を探している。)となるだろう。
 因みに、“They're chasing after that purple squirrel.” はそのまま New York Times に書かれていた文である。
                                           2013.04.08
                アメリカン・ハウス英語教室   マーガレット へインズ ヤマグチ 
                        http://americanhouse.aikotoba.jp
2013/04/04 (Thu)
 アメリカン・ハウス英語教室の社会人クラスでは90分のレッスンの内、最後の30分を自由討論の時間にしている。あらかじめみんなでトピックを決めておいて、それについてそれぞれ英語で1分間のプレゼンを行ない、そのあと教員も含めてみんなで話し、盛り上がるという形式だ。先日のお題は “My white elephant”(「わたしの白い象さん」) 。“white elephant” といのは、“An object, either a purchase or a gift, that you don't use, so it just sits in your house collecting dust.  Often it's something either big or expensive.” つまり高いお金を出して買ったり、人さまからいただいたもので、あまり使われないで、家の中で埃をかぶっているもの。大抵、高価なものや大きなもの。(因みに私の場合は、ネット通販で買ったコンピューター周辺機器で、難しすぎて使えないものなど。) そのクラスで紹介されたものは、“folding bikes”(折りたたみ式自転車)、“foot-baths”(スチーム式足温め器)、“treadmills(walking belts)”(ベルトのついた室内歩行用運動器具)、“video DVD cameras” (DVDのビデオカメラ  ---  発言者によるとカセットテープのカメラの次に買ったけれども、ディスクは大きいし、収録時間は短いし、不便だなと思っていたら、直ぐにメモリー・カードのビデオカメラが売り出されたとのこと。) その日みんなの意表をついたプレゼンは、”My white elephant is a postal savings account.  My college required us to pay our tuition from postal savings accounts.  But I don't use it any more.”(「わたしの白い象さんは郵便貯金の通帳よ。わたしの行っていた大学では授業料を郵便貯金から納めることになっていたの。でも今では全然使わないから。」) するとまわりの人たちから、  “Then why don't you close it? (「それじゃ解約すればいいじゃないの!」) という突っ込みが入った。
                                      2013.04.04
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2013/03/21 (Thu)
 今日の “hog”は、動詞で「他人の分まで取る」、「ひとりり占めにする」という意味。英語でパラフレーズすると、“take more than your (one's) share”、または “monopolize” となる。 たとえば、“Hey! Don't hog all the pizza!  I'm hungry,too!” (「ねェ! 人の分までピザを食べないいでよ! わたしもお腹が空いているんだから。」)、とか “Judy always hogs the mike at the karaoke bar.”(「ジュディーはいつもカラオケでマイクを独り占めする。」)という具合。
 因みに、「カラオケ」“karaoke” はそのまま英語にもなって、店の看板にも出ているが、発音は「キャーりオ―キー」と発音される。
                                   2013.03.21
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2013/03/18 (Mon)
 前回の “live high on the hog” (「豚の上肉を食べている」から転じて「いい暮らしをしている」)に続いて、“hog”(「豚」)にまつわる表現の第2弾 ― “go hog-wild” 「暴れ豚になる」から転じて「やりすぎる」、「調子にのりすぎる」。英語で説明すると、“do too much; get carried away” という意味だ。たとえば、“All right; you don't have to go hog-wild. It's just ritual chocolate.” (「いいって!そんなに本気でつくらなくても。たかが義理チョコじゃないの。」 とか “The Joneses love Christmas. Every year they go hog-wild decorating their yard.” (「ジョーンズさんち(家)はクリスマスが好きね~。毎年、庭じゅうのクリスマス・デコレーションのランプはやりすぎよ。」)という具合。
 日本語の四字熟語でも「猪突猛進」などという表現がありますが、英語の“hog” もゆたかな場景の供給源です。次回も何か “hog” 由来の表現をとりあげましょう。
                           2013.03.18
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