アメリカ人のベテラン女性教師マーガレット・へインズ・ヤマグチが英語のレッスンを通してお子様の想像力と思考力を養い、世界へ羽ばたく、個性豊かなエリートに育つお手伝いをします。
カレンダー
03 | 2025/04 | 05 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
27 | 28 | 29 | 30 |
フリーエリア
最新コメント
最新記事
(11/13)
(08/09)
(11/10)
(10/23)
(09/25)
最新トラックバック
プロフィール
HN:
アメリカン・ハウス英語教室
性別:
非公開
ブログ内検索
最古記事
(07/05)
(07/09)
(02/20)
(02/23)
(02/27)
カウンター

◎[母音]いよいよ実際の発音の出し方に入ろうと思う。その前に(と書くと、「またー」というような声が聞こえて来るような気がするが、年寄りは無駄話をする時が至福の瞬間なのだ。私はもうすぐ71歳になる。) 同じ「ア」といっても、フランス語の「ア」(例えば、ノートブックを意味する「カイエ」(cahier)とアメリカ語の「車」を意味する car の「ア」の音は全然違う音だ。日本語の「ア」の音が横から見た顔の口の中で、真ん中辺りで発音されているとすると、フランス語の「ア」は口の前の方で(即ち、歯に近い方で)発音されているし、米語の「ア」は後方、ほとんど喉で発音されている。しかしわれわれ日本人には、フランス語の音の体系も、米語の音の体系も持ち合わせていないから、日本語の音の体系の中に置き換えて、日本語の「ア」で代用する。だから英語はカタカナ英語から脱却できない。まず肝に銘ずるべきは、外国語(米語は特に)の発音で日本語と同じものは絶対にないということだ。(実はスペイン語などには本当は似たものがあることはあるが・・・)
(1) bad, apple, rat, canon, cat などの「ア」。
実はこの「ア」の音にもかなり幅の広いヴァリエーションがある。NYのウインター・ガーデンやロンドンのドルーリー・レインでミュージカルの「キャッツ」を見たことがある人はそれぞれの猫ちゃんがみんな少しづつ異なる「キャッツ」の発音をしていたのに気づいたかも知れない。因みに「キャッツ」の原題は Old Possum's Book of Practical Cats と言い、アメリカのド田舎、中南部ミズーリー州セントルイスに生まれ、イギリスに帰化した T.S.エリオット(T.S.Eliot)という詩人が書いたものだ。原題の意味は何かと考えてもちょっと分らない。直訳すると「実践的猫に関する年寄りの袋ねずみが書いた本」ということになる。エリオット自身本当に何を意味するのか分っていたのだろうか。もうすこし人類の言語の範囲内で解釈するなら、エリオットは自分の愛称を「袋ねずみ君」(Old Possum)と呼んでいたから、この本は彼の実践的猫談義なのかも知れない。出てくる猫ちゃんたちも、寓意的猫ちゃん(allegorical cat)、隠喩的猫ちゃん(metaphorical cat)、懐疑的猫ちゃん(skeptical cat)、消化不良の猫ちゃん(dyspeptical cat)と普通の頭では訳が分らない。しかしワーズワースなどロマン派の詩人の「湖のまわりを歩いていたらぱっと美しい黄水仙(ラッパ水仙だったか)の大群を見て感動した。この美しい幼子の純真な心よ、いつまでも」などというクサイ感傷よりも、このエリオットの訳の分らぬ言語エネルギーがこれまたたまらない。
●米音のこの「ア」の出し方は、「エ」と「ア」を一息に出す。口を薄く開けて、自分のあごが蛇のあごになったような感じでエとアをいっぺんに出す。だから bad は「ベアッド」、bat は「ベアット」、apple は「エァポー」と一息(1音節)で出す。あまり「ャ」を入れるのは控えた方が良い。TVのcanonの広告で、 われわれ日本人の耳には「キャノン」と聞こえるが、実際の音は「ケァヌン」と言っている。練習としては、エとァを1音で出しながら、次のものを発音してみると良い。
●bat, rat, gas 「ギャス」と言わずに「ゲァス」と言う気持ちで、can,
これも「キャン」ではなく「ケァン」と言う気持ちで、hat, man, add, bad, nap, laugh(米音)、rabbit, bath(米音)、apple など。
[アメリカン・ハウス英語教室 顧問 山口 隆一(文責)]
アメリカン・ハウス英語教室 マーガレット ヘインズ ヤマグチ
2011.02.27
http://americanhouse@aikotoba.jp
(1) bad, apple, rat, canon, cat などの「ア」。
実はこの「ア」の音にもかなり幅の広いヴァリエーションがある。NYのウインター・ガーデンやロンドンのドルーリー・レインでミュージカルの「キャッツ」を見たことがある人はそれぞれの猫ちゃんがみんな少しづつ異なる「キャッツ」の発音をしていたのに気づいたかも知れない。因みに「キャッツ」の原題は Old Possum's Book of Practical Cats と言い、アメリカのド田舎、中南部ミズーリー州セントルイスに生まれ、イギリスに帰化した T.S.エリオット(T.S.Eliot)という詩人が書いたものだ。原題の意味は何かと考えてもちょっと分らない。直訳すると「実践的猫に関する年寄りの袋ねずみが書いた本」ということになる。エリオット自身本当に何を意味するのか分っていたのだろうか。もうすこし人類の言語の範囲内で解釈するなら、エリオットは自分の愛称を「袋ねずみ君」(Old Possum)と呼んでいたから、この本は彼の実践的猫談義なのかも知れない。出てくる猫ちゃんたちも、寓意的猫ちゃん(allegorical cat)、隠喩的猫ちゃん(metaphorical cat)、懐疑的猫ちゃん(skeptical cat)、消化不良の猫ちゃん(dyspeptical cat)と普通の頭では訳が分らない。しかしワーズワースなどロマン派の詩人の「湖のまわりを歩いていたらぱっと美しい黄水仙(ラッパ水仙だったか)の大群を見て感動した。この美しい幼子の純真な心よ、いつまでも」などというクサイ感傷よりも、このエリオットの訳の分らぬ言語エネルギーがこれまたたまらない。
●米音のこの「ア」の出し方は、「エ」と「ア」を一息に出す。口を薄く開けて、自分のあごが蛇のあごになったような感じでエとアをいっぺんに出す。だから bad は「ベアッド」、bat は「ベアット」、apple は「エァポー」と一息(1音節)で出す。あまり「ャ」を入れるのは控えた方が良い。TVのcanonの広告で、 われわれ日本人の耳には「キャノン」と聞こえるが、実際の音は「ケァヌン」と言っている。練習としては、エとァを1音で出しながら、次のものを発音してみると良い。
●bat, rat, gas 「ギャス」と言わずに「ゲァス」と言う気持ちで、can,
これも「キャン」ではなく「ケァン」と言う気持ちで、hat, man, add, bad, nap, laugh(米音)、rabbit, bath(米音)、apple など。
[アメリカン・ハウス英語教室 顧問 山口 隆一(文責)]
アメリカン・ハウス英語教室 マーガレット ヘインズ ヤマグチ
2011.02.27
http://americanhouse@aikotoba.jp

これから個別の発音の出し方の説明に入りますが、皆さんもご存知のように、英語の発音にもいろいろな地域で使われている英語、即ち方言があります。私は1970年代にイギリスのストラットフォード・アポン・エイヴォンにある英国シェクスピア研究所にいたことがありますが、毎日日課が終わると各国から来ていた人たちがパブへ行きました。パブには正面に入口が端と端に2箇所あり、片方の入口はホワイトカラー階級の人のためのもの、もう一方の入口は労働者階級の人のためのものでした。中は広い一室になっていましたが、それぞれ占拠部分にはそれとなく棲み分けがあったと思います。(値段に差があったかどうかは覚えていません。)一番一般的な飲み物は "lager and lime" という、あまり苦味のないビールに柚のような柑橘類の果汁を混ぜた口当たりの良いものでした。私はそれまでアメリカにいましたので、 "half a pint of lager and lime, please." (「ラガー・アンド・ライムの中ジョッキをお願いします。」)と注文をアメリカ英語で「ヒャーファパインナ・リアガーンライム・プリーズ」と言うと、通じることは通じましたが変な奴という目で見られました。翌日行った時は、周囲のイギリス人の発音を真似て、「ホーフ・ア・ポイント・オヴ・ローガ・オンド・ロイム・プリーズ」といとカウンターのおじさんが、「おまえ一日で英語が随分うまくなったな。」と褒めてくれました。
また、もう一つのイギリスでの経験は1990年代にロンドンの西方にあるレディングの町にいた時のことです。(レディングは「幸福な王子」を書いた作家オスカー・ワイルドが男色の罪で投獄されていた町です。)ある日、休暇に入ったので、2週間乗り放題のブリット・レイルのパスに日付印を押してもらうために中年女性の駅員にパスを差し出したところ、彼女が"Are you going today?"(「今日から乗るの?」)というのを ”Are you going to die?" (「あなた死ぬの?」)と発音したではありませんか。これは発音のジョークとして日本の教科書にも載っているものですが、本物に出会って驚きました。これはロンドンの下町のコックニー方言といわれるもので、オーストラリア英語の元になっているものですが、ギリシャ神話のピグマリオン(自分が彫刻した女性に恋した男の話)をベースにして書かれた「マイ・フェア・レイディ」(レックス・ハリソンとオードリ・ヘップバーン主演の映画)の中でヘップバーンによって使われている英語です。
ところで、アメリカン・ハウス英語教室では一応アメリカ英語を使うことにしていますが、アメリカ英語と言ってもこれまたいろいろあります。東部の英語はイギリスの上・中流階級の英語に似ていますし、むかしNYがニュー・アムステルダムといわれた頃の英語はブルックリン訛りといって "first" を「フォイスト」、"girl" を「ゴイル」、"circumstance" を「ソイコムスタンス」と発音します。私は1950年頃故郷の神戸でブルックリン訛りを使うアメリカ人のご夫婦を知っていました。
またアメリカ南部の英語は東部の英語と同じように、巻き舌の "r" の音がありませんが、そのほかに名古屋弁のように「ミャーミャー」発音するのです(「どえりゃーうみゃーでいかんわ」など)。例えば、クリントン大統領(国務長官のだんな)は "It's fine today." は「イッツ・フャーン トゥデイ。」、"It's nice." は「イッツ・ニャース 。」と発音していました。
アメリカ全体でいうと "marry" というような単語は東部では「マリー」、ど真ん中のインディアナ辺りでは「メリー」、西部行くと「メアリー」(キリストの母マリアのような発音)とすこしずつ母音に違いが出ています。(アメリカの映画などを見る時に注意するとおもしろいことがあります。キャサリン・ヘップバーンとヘンリー・フォンダが主演した「黄昏」("On Golden Pond") は東部の英語と西部の英語の対決でした。「第3の男」でアナに恋する愚かなアメリカ男ホリー・マーティンズを演じるジョーゼフ・コットンの英語は強い西部訛りを少し薄めたような遠慮がちのアメリカ英語でした。)
能書きが長くなりましたが、これから発音の奥義を説明するアメリカ英語はどれに焦点を合わせるのかというと、北部・西部方言です。なぜならその英語は最も広い地域で、最も差異が少ないからです。昔の映画では東部英語が用いられましたが、今では北部・西部英語がアメリカ英語の主流となっています。
それでは、次回からは個々の発音(母音から入ります)を取り上げましょう。
[アメリカン・ハウス英語教室 顧問 山口 隆一]
アメリカン・ハウス英語教室
マーガレット ヘインズ ヤマグチ
http://americanhouse.aikotoba.jp
2011.02.23
また、もう一つのイギリスでの経験は1990年代にロンドンの西方にあるレディングの町にいた時のことです。(レディングは「幸福な王子」を書いた作家オスカー・ワイルドが男色の罪で投獄されていた町です。)ある日、休暇に入ったので、2週間乗り放題のブリット・レイルのパスに日付印を押してもらうために中年女性の駅員にパスを差し出したところ、彼女が"Are you going today?"(「今日から乗るの?」)というのを ”Are you going to die?" (「あなた死ぬの?」)と発音したではありませんか。これは発音のジョークとして日本の教科書にも載っているものですが、本物に出会って驚きました。これはロンドンの下町のコックニー方言といわれるもので、オーストラリア英語の元になっているものですが、ギリシャ神話のピグマリオン(自分が彫刻した女性に恋した男の話)をベースにして書かれた「マイ・フェア・レイディ」(レックス・ハリソンとオードリ・ヘップバーン主演の映画)の中でヘップバーンによって使われている英語です。
ところで、アメリカン・ハウス英語教室では一応アメリカ英語を使うことにしていますが、アメリカ英語と言ってもこれまたいろいろあります。東部の英語はイギリスの上・中流階級の英語に似ていますし、むかしNYがニュー・アムステルダムといわれた頃の英語はブルックリン訛りといって "first" を「フォイスト」、"girl" を「ゴイル」、"circumstance" を「ソイコムスタンス」と発音します。私は1950年頃故郷の神戸でブルックリン訛りを使うアメリカ人のご夫婦を知っていました。
またアメリカ南部の英語は東部の英語と同じように、巻き舌の "r" の音がありませんが、そのほかに名古屋弁のように「ミャーミャー」発音するのです(「どえりゃーうみゃーでいかんわ」など)。例えば、クリントン大統領(国務長官のだんな)は "It's fine today." は「イッツ・フャーン トゥデイ。」、"It's nice." は「イッツ・ニャース 。」と発音していました。
アメリカ全体でいうと "marry" というような単語は東部では「マリー」、ど真ん中のインディアナ辺りでは「メリー」、西部行くと「メアリー」(キリストの母マリアのような発音)とすこしずつ母音に違いが出ています。(アメリカの映画などを見る時に注意するとおもしろいことがあります。キャサリン・ヘップバーンとヘンリー・フォンダが主演した「黄昏」("On Golden Pond") は東部の英語と西部の英語の対決でした。「第3の男」でアナに恋する愚かなアメリカ男ホリー・マーティンズを演じるジョーゼフ・コットンの英語は強い西部訛りを少し薄めたような遠慮がちのアメリカ英語でした。)
能書きが長くなりましたが、これから発音の奥義を説明するアメリカ英語はどれに焦点を合わせるのかというと、北部・西部方言です。なぜならその英語は最も広い地域で、最も差異が少ないからです。昔の映画では東部英語が用いられましたが、今では北部・西部英語がアメリカ英語の主流となっています。
それでは、次回からは個々の発音(母音から入ります)を取り上げましょう。
[アメリカン・ハウス英語教室 顧問 山口 隆一]
アメリカン・ハウス英語教室
マーガレット ヘインズ ヤマグチ
http://americanhouse.aikotoba.jp
2011.02.23

通じる英語を身につけるためには、まず正しい発音を身につけなければならない。
●[声の出し方]英語と日本語が基本的に違うのは、声の出し方。日本語はのどから声を出すが、英語は腹から出す。言葉を強める時、日本語は甲高い音を出す。英語は腹から音を押し出す。つまり英語はオペラ歌手になったつもりで発声することだ。これが音声学(発音の学問)で、日本語はピッチ・アクセント、英語はストレス・アクセントと言われるものである。
●[リズム]その次に英語のリズムを身につけなければならない。上に述べたストレス・アクセント(腹から声を押し出す)を使って、弱強、弱強とリズムを取る。まあ言ってみれば、ジャズ・シンガーになったようなのりで英文を言うことだ。4拍子だからジャズでも、マーチでも、ポルカでもいいのだが、ジャズの方がなんとなくアメリカっぽいし、歌詞がついているからイメージしやすいと思う。カーペンターの "Top of the world" のCDを聞いてみると良い(それはジャズじゃなくてポップじゃないか、なんて硬いことは言わない)。これが韻律学でいう、英語はアイアンビックといわれるものだ。
●[音節]英語と日本語では単語を発音する時の音の長さが全然異なる。たとえば日本語で「ストリート」と発音すると5音節を発音する時間がかかる。しかし英語で "street" を発音する時は1音節の時間の長さ、つまり1回手をたたくのと合わせて、一瞬で発音しなければならない。これは結構むつかしいが、もし可能ならネイティヴ・スピーカーが発音しているのに注意を払って、音節を意識するようにすればよい。
今日はこのぐらいにして、次からは英語の母音の出した方のコツに移りたい。
[この連載はアメリカン・ハウス英語教室の顧問・山口隆一が執筆している。]
アメリカン・ハウス英語教室 マーガレット ヘインズ ヤマグチ
http://americanhouse.aikotoba.jp
●[声の出し方]英語と日本語が基本的に違うのは、声の出し方。日本語はのどから声を出すが、英語は腹から出す。言葉を強める時、日本語は甲高い音を出す。英語は腹から音を押し出す。つまり英語はオペラ歌手になったつもりで発声することだ。これが音声学(発音の学問)で、日本語はピッチ・アクセント、英語はストレス・アクセントと言われるものである。
●[リズム]その次に英語のリズムを身につけなければならない。上に述べたストレス・アクセント(腹から声を押し出す)を使って、弱強、弱強とリズムを取る。まあ言ってみれば、ジャズ・シンガーになったようなのりで英文を言うことだ。4拍子だからジャズでも、マーチでも、ポルカでもいいのだが、ジャズの方がなんとなくアメリカっぽいし、歌詞がついているからイメージしやすいと思う。カーペンターの "Top of the world" のCDを聞いてみると良い(それはジャズじゃなくてポップじゃないか、なんて硬いことは言わない)。これが韻律学でいう、英語はアイアンビックといわれるものだ。
●[音節]英語と日本語では単語を発音する時の音の長さが全然異なる。たとえば日本語で「ストリート」と発音すると5音節を発音する時間がかかる。しかし英語で "street" を発音する時は1音節の時間の長さ、つまり1回手をたたくのと合わせて、一瞬で発音しなければならない。これは結構むつかしいが、もし可能ならネイティヴ・スピーカーが発音しているのに注意を払って、音節を意識するようにすればよい。
今日はこのぐらいにして、次からは英語の母音の出した方のコツに移りたい。
[この連載はアメリカン・ハウス英語教室の顧問・山口隆一が執筆している。]
アメリカン・ハウス英語教室 マーガレット ヘインズ ヤマグチ
http://americanhouse.aikotoba.jp

こんにちは、「世界へ羽ばたく日本の子供」のマーガレット ヘインズ ヤマグチです。
今日は今度始めたアメリカンハウス英語教室のご紹介をさせていただきます。私が大学を辞めて自宅で英語教室を始めた理由は、日本の大学で英語を教えてきて、学生たちは少なくとも6年以上英語を正課として学んできたにもかかわらず、聞き取りができない、話せない、書けない、ことに驚かされました。普通どこの国でも外国語を2,3年も学習すればそれなりに使いこなせるはずです。しかし日本の学生は「もや」を通して英語を見ているというか、距離があるというか、英語が無意識のレヴェルに定着していないで、頭で理解しようとしているのです。その原因はたぶん日本語をベースにして英語を理解しようとしているのだと思います。つまり英語学習が翻訳を意味するのです。文法も良い英語を書くためには必要ですが、文法を知っていたからといって、英語が使いこなせるわけではありません。たとえば、“I received three e-mails yesterday.” は正しい英語ですが、“* I received three mails yesterday.” は英語としては間違いです。文法的には “e-mail” の場合は普通名詞化して1通、2通と数えられるが、“mail” の場合は「郵便」という抽象名詞だとか、物質名詞だから複数になれない。だから “I received three messages by mail.” でないといけないというような理屈の説明はできます。しかし大事なことは実際に即座に使いこなせることです。つまりペーパー・ドライヴァーやスポーツ理論だけは知っているが、実際に車のハンドルを握ったことがない、あるいはボールをもったことがない、つまり頭では理解しているけれども実践がない、これが日本の英語教育の特徴だと思います。この点を改善するのにネイティヴ・スピーカーが役立つと考えました。これが私が英語教室を始めた理由です。是非とも[http://americanhouse.aikotoba.jp]にアクセスしてください。
マーガレット ヘインズ ヤマグチ
今日は今度始めたアメリカンハウス英語教室のご紹介をさせていただきます。私が大学を辞めて自宅で英語教室を始めた理由は、日本の大学で英語を教えてきて、学生たちは少なくとも6年以上英語を正課として学んできたにもかかわらず、聞き取りができない、話せない、書けない、ことに驚かされました。普通どこの国でも外国語を2,3年も学習すればそれなりに使いこなせるはずです。しかし日本の学生は「もや」を通して英語を見ているというか、距離があるというか、英語が無意識のレヴェルに定着していないで、頭で理解しようとしているのです。その原因はたぶん日本語をベースにして英語を理解しようとしているのだと思います。つまり英語学習が翻訳を意味するのです。文法も良い英語を書くためには必要ですが、文法を知っていたからといって、英語が使いこなせるわけではありません。たとえば、“I received three e-mails yesterday.” は正しい英語ですが、“* I received three mails yesterday.” は英語としては間違いです。文法的には “e-mail” の場合は普通名詞化して1通、2通と数えられるが、“mail” の場合は「郵便」という抽象名詞だとか、物質名詞だから複数になれない。だから “I received three messages by mail.” でないといけないというような理屈の説明はできます。しかし大事なことは実際に即座に使いこなせることです。つまりペーパー・ドライヴァーやスポーツ理論だけは知っているが、実際に車のハンドルを握ったことがない、あるいはボールをもったことがない、つまり頭では理解しているけれども実践がない、これが日本の英語教育の特徴だと思います。この点を改善するのにネイティヴ・スピーカーが役立つと考えました。これが私が英語教室を始めた理由です。是非とも[http://americanhouse.aikotoba.jp]にアクセスしてください。
マーガレット ヘインズ ヤマグチ

アメリカから日本へやって来て20年経ちました。大学で英語を教えていましたが、同じく大学で英語を教えていた日本人の夫が定年になり、小学生に英語を教える英語教室を始めたいと言い出しました。そこで私も大学を辞めて、小学生や社会人に自宅で英語を教えることにしました。今年は夫も私もまだ非常勤として週、数コマ大学で教えてはいます。 「世界へ羽ばたく日本の子供を応援します。」は、夫の願いです。
小学生を教えてみて感じたことは、親御さんも子供さんも英語は楽しく学べるものだと考えているようです。しかし何かをものにしようと思えば遊び半分でできるはずはありません。親御さんの中にはお金さえ出して、ネイティヴに子守や遊び相手をしてもらえば、子供に自然に英語力がついて、英語が使えるようになると考えている人がたくさんいます。でもピアノの月謝さえ払っていれば子供がピアノが弾けるようになると考えるのが間違いであるように、お子さんが本気で英語と取り組まなければ英語は身につきません。その辺のことを考えないで、これまで高い月謝を払って、ネイティヴの英語教室をはしごしてきた子供たちが、挨拶は英語でできるけれども、英語の表現能力がまったく身についていないことがよく見受けられます。それをどうすれば子供たちに英語の表現能力がつくようになるか、これから私も真剣に勉強したいと思っています。
アメリカン・ハウス英語教室 マーガレット ヘインズ ヤマグチ
http://americanhouse.aikotoba.jp
小学生を教えてみて感じたことは、親御さんも子供さんも英語は楽しく学べるものだと考えているようです。しかし何かをものにしようと思えば遊び半分でできるはずはありません。親御さんの中にはお金さえ出して、ネイティヴに子守や遊び相手をしてもらえば、子供に自然に英語力がついて、英語が使えるようになると考えている人がたくさんいます。でもピアノの月謝さえ払っていれば子供がピアノが弾けるようになると考えるのが間違いであるように、お子さんが本気で英語と取り組まなければ英語は身につきません。その辺のことを考えないで、これまで高い月謝を払って、ネイティヴの英語教室をはしごしてきた子供たちが、挨拶は英語でできるけれども、英語の表現能力がまったく身についていないことがよく見受けられます。それをどうすれば子供たちに英語の表現能力がつくようになるか、これから私も真剣に勉強したいと思っています。
アメリカン・ハウス英語教室 マーガレット ヘインズ ヤマグチ
http://americanhouse.aikotoba.jp